足病について
足病というと、聞きなれない病気に感じると思いますが、欧米では100年以上前から足病科という診療科があり、足の治療を行っておりました。
足の痛みや足のむくみといった症状は循環器疾患、糖尿病と深い関わりがあります。
足の痛みは整形外科領域の痛みであることも多いですが、糖尿病の神経障害や末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)という、足の動脈が細くなったり詰まったりする病気の可能性があります。
足のむくみについては塩分の取りすぎ(高血圧症)、心不全、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群ともいいます)といった循環器領域の病気だけではなく、腎臓の病気や甲状腺の病気でも起こります。
末梢動脈疾患や糖尿病が重症になると、足に傷ができて治らなくなります。
放置してしまうと最悪の場合下肢切断になり、歩けなくなってしまう可能性もありますので、早期発見・早期治療がとても大切な病気です。
当院は足病治療に力を入れています
今まで長らく市立札幌病院下肢救済センターで足病治療に携わっていたこともあり、他の病院では治療困難と言われた足の傷がある患者を道内外から多数受け入れて診療してきました。
今後も市立札幌病院と連携を行って、足病治療に力を入れておりますので、足に関するお困りごとがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
※受付は診察終了時間の10分前まで
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